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有限会社 測温工業

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被覆熱電対

被覆熱電対は素線がビニール、ガラス繊維、テフロン等で被覆されています。そのため機械的強度に優れ柔軟性があり、自由な長さで使用できます。
製品形状につきましては、製品図面を参照ください。
check_box 構成材料
種類 プラス側 マイナス側
K ニッケル及びクロムを主とした合金 ニッケルを主とした合金
E ニッケル及びクロムを主とした合金 銅及びニッケルを主とした合金
J 銅及びニッケルを主とした合金
T 銅及びニッケルを主とした合金

check_box 被覆熱電対の特性
種類 許容差
K 0~1000 0.4級 ±1.5または測定温度の±0.4%
0~1200 0.75級 2.5または測定温度の±0.75%
E 0~800 0.4級 1.5または測定温度の±0.4%
0~800 0.75級 2.5または測定温度の±0.75%
J 0~750 0.4級 1.5または測定温度の±0.4%
0~750 0.75級 ±2.5または測定温度の±0.75%
T 0~350 0.4級 1.5または測定温度の±0.4%
0~350 0.75級 2.5または測定温度の±0.75%
check_box 熱電対素線使用温度
素線径 K E J T
0.1 常用(℃) 200 100 100 100
過熱(℃) 250 150 150 150
0.2 常用(℃) 300 200 200 100
過熱(℃) 400 300 300 150
0.32 常用(℃) 400 200 200 200
過熱(℃) 500 300 300 250
0.65 常用(℃) 650 450 400 200
過熱(℃) 850 500 500 250
1.00 常用(℃) 750 500 450 250
過熱(℃) 950 550 550 300
check_box 被覆材料と使用温度
  最高使用温度(℃) 最低使用温度(℃)
耐熱ビニール 90 -20
シリコンゴム 180 -55
ふっ素樹脂FEP 200 -250
ふっ素樹脂PFA 260 -200
ふっ素樹脂PTFE 260 -250
ガラス繊維 250  
シリカ繊維 500  
セラミック繊維 800
check_box 被覆熱電対種類
ビニール被覆熱電対
素線にビニールを被覆した熱電対です。90度まで使用でき、電気的性質、耐水性、機械的性質に優れています。
  素線径(mm) 仕上り外形(mm)
KEJT共通

 
0.1 1.0×1.5
0.2 1.2×1.8
0.32 2.1×3.2
0.65 2.6×4.0
ガラス被覆熱電対
素線にガラス繊維を被覆した熱電対です。250度まで使用できますが、湿気の多い所での使用は不向きです。
素線径(mm) 仕上り外形(mm)
KEJT共通 0.1 0.8×1.2
0.2 0.9×1.3
0.32 1.4×2.3
0.65 2.0×3.4
1.0 2.3×4.1
0.32 1.2×1.7(スリムタイプ)
0.65 1.5×2.4(スリムタイプ)
ふっ素樹脂被覆熱電対
絶縁体にテフロンを使用したものです。FEPで−250度から200度、PFAで−200度から260度まで使用できます。

 

素線径(mm)

仕上り外形(mm)

KEJT共通

 

0.1

0.8×1.2

0.2

0.9×1.4

0.32

1.0×1.6

0.65

1.5×2.5

耐熱無機塗料使用、ガラス被覆K熱電対
ガラス被覆に無機塗料を使用し、耐熱温度を向上させた被覆熱電対です。常用温度は350℃、使用限度温度は400℃です。
  素線径(mm) 仕上り外形(mm)
K熱電対のみ

 
0.32 1.4×2.3
0.65 2.0×3.4
1.0 2.3×4.1
シリカガラス被覆K熱電対
絶縁体にシリカガラス繊維を使用した被覆熱電対です。常用温度は400℃、使用限度温度は500~600℃です。
  素線径(mm) 仕上り外形(mm)
K熱電対のみ 0.32 1.6×2.3
0.65 2.3×3.4
1.0 2.7×4.3
セラミック被覆K熱電対
絶縁体にセラミック繊維を使用した被覆熱電対です。  常用温度は400~750℃、使用限度温度は500~950℃です。 ※使用温度は素線径により変わります。詳しくはお問い合わせください
  素線径(mm) 仕上り外形(mm)
K熱電対のみ 0.32 1.4×2.3
0.65 2.0×3.4
1.0 2.3×4.1

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